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「まいにち展」鹿児島睦さん 立川で [美術館・博物館・イベント]

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以前、オンラインショップで小皿を購入したお話をした鹿児島睦さんの
展示、「まいにち展」が立川で始まったので
行って参りました。

久々の立川でしたが、周りは緑のスペースも多い、いいところでした。
駅まわりは相変わらず、でかくて迷いそう。


動物の絵がかわいらしいですが
花もきれいで、北欧が大流行したあたりから
一気に人気が高まったイメージです。
以前、何回か小規模個展に行ったことはあるのですが
ここまでいっぱい、1度に見られる展示は初めてした。


撮影は、一部を除いてOK。
ただし、上に落として割ったら大変なので真上からや接近しての撮影、
フラッシュなどは不可。

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「あさごはん」「ひるごはん」「ばんごはん」「さんぽ」「おやすみなさい」
に分かれて、器や、今までのコラボ製品、インスピレーションのもとなど
沢山の展示品。

中にはミッフィーとのコラボも。

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写真はありませんが、前に購入したお菓子の箱や
ケーキをのせるのによく使っているイイホシユミコさんんとのコラボ皿、
太宰府にある宝満宮 竈門神社の絵馬などもありました。


さわらないでねの絵もかわいい。

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↓こちらは絵本のためにつくられた器のひとつ。

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↓欲しかったけど、残念売り切れていた和紙の灯り。


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会場では、制作過程の映像や解説、インスピレーションの源や
日常生活に関わるものの展示も。

特に娘さんが小学生の時につくった銅板画がとてもよく
絵のモデルとなったテディベアも一緒にあって
よかった~。
他にも面白い小物やビルガ―・カイピアイネンの大皿もあった。

カフェもコラボしていて、悩んだ結果、こちらを食す。

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黒い器のイカ墨リゾット。
結構量もあって、おいしかったです。シーフードで、固めのご飯がいい。
3つ上や2つ下にうつっているお皿のイメージに近いかな。

もうひとつはカメラテ。かわいいですね。

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グッズもイロイロありましたので、おみやげ含め沢山買いましたが
その中の一つ。わかりにくいけどコップ。
緑色の色具合がドンピシャリ。花模様も、そこのクマ?もかわいい。

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楽しかった!


美術展サイト↓

https://play2020.jp/article/makoto-kagoshima/


以前の記事↓

https://shiawase-sanpo55.blog.ss-blog.jp/2023-08-06

10/29追加写真

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ハガキや有料来館でいただいたオマケのおみくじ他。




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デイヴィッド・ホックニー展(東京都現代美術館) [美術館・博物館・イベント]

清澄白河の東京都現代美術館で開催中の
デイヴィッド・ホックニー展に
行ってきました。
金曜日はナイトミュージアムということで夜まで開いているので
会社帰りです。

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東京都現代美術館所有のこの絵がもともとお気に入りで。
(これはグッズで売っていたクリアファイル)

この絵や、何人かの人物画(ブルーノ・マーズとかも)、
リトグラフなどを見ていると
アメリカ人かなと思ってしまうのですが
もともとはイギリス人です。
カリフォルニアを拠点にしていた時期が長く
その頃の絵が多く、そう感じるのかも。

現在はノルマンディーを拠点にしているらしくノルマンディーの自然をiPadを使って表現したり活発に活動しているようです。

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ノルマンディーの12ヶ月を巻物のように描いた絵は撮影可能。
彼は、水の表現がうまいなぁと思います。
スプリンクラーの絵もそうですが
ノルマンディーの自然の絵も
雪が軽く積もっている川とか
自然の絵ではありませんが男性がシャワーを浴びている絵の
かかるシャワーの水や身体からしたたり落ちそうな水とか。

人物画で面白いのは、椅子に座っている絵が多いのですが
腰の部分のシャツとパンツと肉のだぶつき、脚の開き具合とかが
リアルで辛辣なところ^m^
顔もこの人みたことありそ~と思うくらい似ていそうな感じ。

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iPadで描いている過程の映像はガラスや光の表現の工程が見られて
面白かったです。

ノルマンディーに行ったいきさつや
色・絵の消失点・アトリエやガラスの表現、助手やアプリ・印刷機の話
ピカソやモネなど作家の話などは
友人でもある美術評論家マーティン・ゲイフォードとのやりとりを記した本
「春はまた巡る」で読みましたが
この本もとても面白かったです。








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東京都庭園美術館「邸宅の記憶」夜間鑑賞 [美術館・博物館・イベント]

毎年恒例の東京都庭園美術館(目黒・白金台)
建物公開「邸宅の記憶」展を見に行きました。
初日が夜間解放ありだったので時間指定で。

そしてこの建物公開の時期だけは、写真撮影が可能です。

大好きなアールデコ様式をじっくり見て写真も撮れるチャンス。
以前にも消えたブログで載せたことがありますが
コロナもあって久々でした。

建物&展示編と庭園編2回にわけて記事を書きます。

まずは建物編。

入り口からひっかかります。
ドーム型の入り口から染井吉野が見えます。

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そしてなんと言ってもルネ・ラリックのガラスがキレイ。

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モザイクや灯りとの取り合わせもきれいで、夜の雰囲気が、またすてき。



ラリックといえば、こちらの大客間の灯りもオシャレです。

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マックス・アングラン作、エッチングガラスの扉も面白くて好き。

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大食堂のラリック作の灯りはパイナップルとザクロ。
人が多くて、無人で下部分のラジエーターカバーなどは撮れず。

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いつ見ても謎な円形の真ん中に机の書斎。

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いつもは非公開のウインターガーデン。
市松模様がモダン。
温室として使用されていたのですが
草花があるところを見てみたいです。
(写真は見たことがあるけど。緑が意外と合いそう)

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そして個性的な灯りの数々。
灯りのソケットのところの模様が、それぞれ面白いです。
まずは大きなゴルフボールみたいな灯り。

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ステンドグラスの灯り。

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階段上の灯り。

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今回、建物を見ながら見られる(新館含め)展示物。

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朝香宮家旧蔵品の小袖。

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フランス大統領から贈られたセーヴルの花瓶。

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桜がきれいな菊御紋付き七宝の花瓶は明治天皇・皇后両陛下よりいただいたもの。

今回、皇室の御慶事を記念する品として引き継がれている、
もともとは西洋諸国で用いられた小型菓子器、ボンボニエールを
沢山見ることができます。(200点以上)

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展示で、マーク的に使用されていたかわいい
ロイヤルコペンハーゲンのペンギンさん。

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何度見ても飽きない建物。
次回は、夜の庭園初歩きです。

ちなみに4月8日、9日にはプロジェクションマッピングをやるとの
新情報でした。

https://www.teien-art-museum.ne.jp/

ホームページ↑




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佐伯祐三展(東京ステーションギャラリー) [美術館・博物館・イベント]

絶対に行こうと思っていた展示なので、
始まってすぐ、行きました。


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今回東京に関しては、音声ガイドがスマートフォンアプリの
「聴く美術」ONLYだったので
ダウンロードして利用してみました。
期間内であれば、現場だけでなく図録を見ながら、家でゆっくり聴くこともできます。
なお、声の主は有働由美子さん。
母校が一緒で学校に佐伯祐三の絵が当時あったらしいのですが
有働さんは、全く覚えていないそうです^^;

ヴラマンクにアカデミックと酷評されて以来
独自の画風を見つけようと模索、描き続けた佐伯祐三。
自画像と下落合とパリの絵のイメージ。
そして短命。
でも、当時の画家としてはそんなに貧乏というわけでも
なかったのですよね。

下落合の高架下の絵とか、見たことがあるような場所で
なんとなく親近感がわく。
パリでは当時流行っていた広告ポスターをたくさん描いていますが
絵柄より文字を重要視していたということで
文字の数々が印象的です。
展示されていた手紙類の文字もかわいらしいというか
なんとなくおしゃれ。

私はヴラマンクも大好きなのですが、
ヴラマンクの寒い感じの青っぽい黒と違って
佐伯祐三の黒は茶系の黒で少し暖かい感じがしました。
そんな色合いが東京ステーションギャラリーの歴史ある赤い壁と
とてもマッチしています。
空の色や壁の色と絵の具の光具合も好みです。

蟹の絵もよかったなぁ。
初めて見た。

雪景色は構図が面白かった。

高架をくぐった向こう側の景色が
なぜか印象的に見える絵とか。(ガード風景)

そして最後の方にあった青い扉の絵とか迫り来るものがありました。

やっぱり佐伯祐三の絵好きです。
調べたら前回、まとまった数の彼の絵を見たのが
2005年の練馬区立美術館でした。
あともう1回後期に行く予定です。


どんな絵?
というのは是非、2月14日(火)
ぶらぶら美術・博物館(BS日テレ)をご覧ください。



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スイス・プチ・パレ美術館展と2023年手帳 [美術館・博物館・イベント]

大好きなヴラマンクの絵が見たくて(1作ですが)
SOMPO美術館で開催中のスイス・プチ・パレ美術館展を見に行ってきました。

前半は、印象派、新印象派と続き
とくに点描で描いた絵画が多く展示されていました。
アルベール・デュポア=ピエの絵がきれいだったな。

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リーフレットや外のフォトスペースで使われているのは
モーリス・ドニの「休暇中の宿題」
奥さんと娘たちを描いた絵。
明るい模様の赤い服。まつげなが!

ところで、展示のうたい文句に
ルノアールとユトリロの並びにヴラマンクが入っているのが
ちょっと意外。ユトリロといえばヴラマンクではあると思うのですが
なんとなくそこまで知られていないというか特別な人気がある
画家ではないと思っていたので…

さて後半はフォービズムにキュビズムの絵がいっぱい。

アンリ・マンギャンの「室内の裸婦」の赤紫色がきれいだった。
マリア・ブランシャールの絵も好みだ。

アンドレ・ロートは絵が好みというわけではなかったが
絵の中の四角い犬がかわいかった。

ユトリロの絵も2枚あった。

写真がなくてわかりにくくてすみません。
ちなみにスイス・プチ・パレ美術館は、
ジュネーブ旧市街にあるらしいのですが、絵を集め
開館したオスカー・ゲーズ氏が亡くなった1998年以降
休館中だそうです。

もちろん今回もゴッホのひまわりは見られます。

もうひとつ。

2023年の手帳。
もうカバーなしで中身だけでもよかったのですが
キレイだったのでカバーも購入。
トーハク(東京国立博物館)とのコラボカバーです。
柴田是真作「対柳居画譜“紋白蝶”」

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見ていると清々しい気持ちになるきれいな色。
中にはトーハクのロゴも。
一目で気にいっちゃいました。

ほぼ日手帳。
一番好きなGAME「MOTHER2」のカバーを
いつか買おうと思いながら、毎年結局別のにしてしまう^^;





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